ウェブデザイナー
TAKAGI KUNIO

自社の面白いところを無限に伝える装置としてのWEBサイト

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WEBマーケティングの専門家

自社サイトどのように運用していますか?

例えば、”あなたの会社やそのサービスについて詳しく知りたい誰か”にタイムリーな情報を届けられる仕組みがある場合と、そうでない場合では、潜在顧客を顧客にできる機会の回数がまるで変わってきますよね。

この記事ではWEBサイトの正しい運用の仕方について解説していきます。

”WEBサイトはどういうものなのか”を正しく理解する

覚悟が言葉でなく心で理解できた男性

『会社の体裁として必要だから一応自社サイトを作った』という経営者様のほとんどが、”自社サイトが役に立った”という実感を得たことがないはずです。

また、『WEBサイトはそういうものだと思っている』のではないでしょうか?

結論から言うと、結果が出ていないのにはちゃんと原因があり、『WEBサイトを持っていればそのうち役に立つこともあるだろう』という認識そのものが誤っているのです。

”WEBサイトはどういうものなのか”を正しく理解するためには、次の3つの項目について知る必要があります。

  • WEBサイトは持っているだけでは意味がない
  • WEBサイトは目的を設定するもの
  • WEBサイトは運用するもの

それでは順番に詳しく解説していきます。

WEBサイトは持っているだけでは意味がない

管理職の男性

多くの経営者様がコーポレートサイトは会社の体裁や信用上、必要という認識を持っていることかと思います。確かにコーポレートサイトは企業の動向をユーザーに伝えるための媒体として有用です。

しかし、『信用上、いわゆるホームページが必要だ』という認識は、必ずしも正解ではありません。

なぜかと言うと、信用はホームページについてくるのではなく、これまでやってきたこと、すなわち”情報”についてくるからです。

従って、知りたい情報がよりタイムリーに深く知れる媒体があればそれがホームページでなくとも良いのです。

逆に言えば、現在はホームページがあっても、いつの情報かわからない静的な情報だけを見て『ちゃんとしてそうな会社だ』と思われる時世ではありません。

WEBサイトは目的を設定するもの

夢がある男性

WEBサイトには、コーポレートサイト・プロダクトサイト・メディアサイト・ポータルサイトなど様々な種類がありますが、共通の目的があります。

それは見込み顧客に目標とする行動を起こさせることです。

例えば、それはお問い合わせの行動を起こさせることだったり、購入を完了させることだったりしますが、こういった行動を起こさせることをConversion(コンバージョン・CV)と言います。

もちろん媒体ごとにマーケティングの特徴が異なりますので、見込み顧客を創造するための媒体なのか、見込み顧客を顧客にするための媒体なのか、直接的だったり間接的だったり手法は異なりますが、最終の目的はCVの獲得なのです。

ここまで読めば冒頭で述べた”一応作ったけど役に立っていない自社サイト”がなぜそうなっているのか、もうおわかりですね?

そうです。原因は、『一応作った』というプロセスそのものにあったのです。

目的がはっきりしないまま作ったWEBサイトは、やはり目的が定まらないため、結果として何も成せない仕様になります。”何を成すでもなく作られた何か”には、最初から果たすべき目的がありません。

逆にあなたの『あれもやりたい、これもやりたい』を、制作会社がうまく計画に落とし込めなかった場合もやはり目的がブレてしまい、結果として何も成せない仕様になりがちです。

WEBサイトは運用するもの

暗闇の荒野に進むべき道を切り開く男性

”どのようなWEBサイトであれ、目的設定が必要である”ということが先述までのくだりでご理解いただけたと思いますが、本番はここからです。

WEBサイトが完成した時点がスタートラインです。WEBサイトは、目的を継続的に達成するための運用を行ってはじめて、見込み顧客に継続的にアプローチするためのツールとして機能し始めます。

世界的に誰もが知るTOYOTAでさえも、コーポレートサイトで最近の動向をはじめ、製品紹介・理念・今期のミッションなどをしっかりと発信しています。

ちなみに、コーポレートサイトのステークホルダーは多岐に渡るため、”各情報の発信とその運用コストの設計がどれだけ高精度で組まれているか”が継続運用していく上では最も重要になってきます。

自社を伝える。その伝え方

勢いよく確認をする男性

WEBサイトへの理解が深まったところでいよいよ具体的な運用の話です。

まず会社のことを伝える際、最初のハードルになるのが『改めて伝えたいような特別なことがうちにはない』ということだと思います。

次にハードルになるのが、会社に独自性があったとしても自社の目線で伝えたい内容が、相手にとっては受け取りづらい内容になっていることがしばしばあるということです。

典型的な例えですが、自社で取り扱っている専門的な事柄やこだわりやルールなどをそのままクライアントに説明しても、クライアントが知りたいのはコストや他製品もしくはサービスとの差異やメリットだったりするやつです。

結論から言うと、重要なのは何かしらの関心を得ることです。従って、伝える内容は一見して事業に関係がないことでも関心さえ得られれば案外何でも良いのです。但し、伝え方が重要なのです。

意外にも切り口はたくさんある

驚く男性

事業に独自性があった方がいいのは確かにそうなのですが、それでも先述のように伝え方ひとつで長所は死んでしまいます。

逆に独自性はなくともほとんどの場合、会社には複数の人が働き、それぞれの風土が根付いているのですから、技術・近況エピソード・風土・人・趣味など利用できる切り口は無数にあると言えます。

重要なのは関心を引けるコンテンツを作ることであり、それは社内で抱えているあらゆる要素を総動員して考えれば可能だと言えます。

極端な話、何はなくとも投稿者のキャラが立っていれば、”文章が軽快で親しみやすい”くらいの要素だけでも戦えないことはないのです。

あとは企画力とセンスなのですが、それはまた別の話にします。

まとめ

WEBサイトは持っているだけでは意味がない。運用してなんぼ。

コーポレートサイトは情報と運用コストの設計がめちゃくちゃ大事。

コンテンツは事業と関係のないことでも良い。切り口はたくさんあるから内容は何でもいいのでひとまず関心を得られれば勝ち。

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